不安な夜に

まるでこのブログのことを忘れたかのように日々を過ごしていた。

光陰矢の如しで、ブログを書いても書かなくても1日1日はあっという間に過ぎて、目まぐるしく季節も変わる。

 

最近の私といえば、なんだか日々の浮き沈みをあえて感じないようにして、ひたすらぼーっと生きていたと思う。ぼーっと生きていることだって許してほしい。こうしかできないときもあるんだ。

 

その根源には強い不安があるのだと思う。

それを見ないでいいように、頭をボーッとさせて時が過ぎていく。

 

なぜ見ないふりをするかというと、今は夫が忙しいからだ。結局強い不安というのは夫とこのままやっていけるんだろうか?というものにほかならない。

冬になれば彼に時間ができて、2人で話したり一緒に何かをしたりもできるので、今はなるべくぼーっとしていたいのだ。

 

そんなこんなでこの連休は友達と旅行に行く。

のだけど、風邪?を引いてしまった。

いまをときめく某ウイルスかはわからない。

喉が少しだけ痛んで、あとは微妙すぎる微熱(37.0度)しかない。味覚や嗅覚も異常なし。

 

今日寝てみて、起きて熱が出なければ行く予定だ。

 

私はこういう日に限って寝れない。

とにかく寝るのがへただ。何もない日はある程度安心して、すっと寝付けるんだけど。

 

本当は眠剤をもらいたかったが、少しでも風邪のような症状があると受診をことわられるご時世。

そういうわけで私も改源にペラックT錠にウットと、市販薬だけで乗り切るハメになった。

 

風邪っぽくて今すぐ寝たほうがいい私の方が眠れなくて、休日で外に飲みに行っていた夫の方がもういびきをかいている。

 

猫たちはあちらこちらで丸くなっている。

 

はー、とにかく眠りにつきたい。

ならスマホなんて見なさんなという話なんだけど…、、、

 

はやく眠りたいし、問題なく旅行へ行きたいし、夫とニコニコ過ごしたい。

 

この根源的な不安感は何なんだろう…

 

誰かに安心を与えてほしい、。風邪気味だからそう思うんだろうか。

うちの母は私が体調を崩すとキレていたのであまり覚えがないけど、氷枕を替えたり、冷たいおしぼりを額に乗せたり、ゼリーを口に運んだり、誰かに、されたい。平熱だけど。

 

母的な存在はいくつになったって恋しい。

大人だからそれを心で補えるなんてことはない。無条件で優しくされたいし、甘やかされたい。

 

そんなふうにしてもらえたら、今だってすっと寝付ける気がする。

そういえば昨日夫が食事の後片付けをしてくれたの、嬉しかったな。

 

夫もいいとこあるじゃないか。

 

冬になったらどこかへ行きたいな。

我々は夫婦だけど、この2年あまり休みも合わないし、向こうが仕事的に大きな転機を迎えて私は精神的にも金銭的にも支えるばかりだった。

なにか報われるようなことが起きてほしい。

今までありがとうと、私のために楽しいパーティーくらいあったっていいくらいだ笑

 

大事にされたい、可愛がられたい、甘やかされたい、それは死ぬまでずーっと自分につきまといそうな願望だな。

三つ子の魂100までというけれど、自立し、自分に厳しくしなければならない、と思い込んだ人生だった。特に自立はかなり自分に叩き込んできた感じがする。

 

できてよかったけれど、それは持ち前の自分を追い込む力に拍車をかけるばかりで、気持ちは楽にはならない。

 

本当は、パート程度でいいからうまく相手に甘えてやっていくみたいな方がいいんだろうか?

絶対にそうは思なさそうだけど…

 

女性の人生はことに分断が多いから。

悲しくなるけど自分の人生はこうだから…

 

いやーこんなこと書いて余計リラックスできなくなっちゃう。寝たいのに。

 

でも深夜に寝付けなくて日記を書いてる自分の姿は人間らしくてちょっとかわいい。

 

夫も私も愛すべき、愛されるべき1人の人間だ。明日もその存在が最大限尊重されて、楽しく生きられますように。熱が出ませんように。おやすみなさい。