嘘つき

あんな風に書いておいて、結局彼の家に連泊してました。。



昨日、サークルの忘年会がありました。
彼はバイトで参加できず、2次会から来ました。

2次会は、二時間ほどでお開きになり、彼と一緒に、彼のアパートに行きました。

ずっと彼は、最初から参加できなかったということで、不機嫌でした。

私はよっぱらっていて帰れなくて、彼が不機嫌なのが不満で、不安でした。

彼はエヴァンゲリオンを見始めました。1話から。
私はエヴァが大好きですが、見ると確実に鬱になります。
そして、一緒に見る相手が彼なんですから、そのエゴのかたまりである鬱を彼に
ぶつけてしまう危険があります…。

2話まで一緒に見て、寝ました。
キツかった…。


今日、起きたら、彼の機嫌はましになっていました。


でもその時した会話が、心に突き刺さっています。


彼の家庭では体罰があったようです。
げんこつだったり、頬を叩かれたり。
でも彼がゆがまなかったのは、たぶんうまく「叱る」ことをされていたから。

「そういうの(体罰)がまったくなかったらきっと、弱くなるよ」
「リコちゃんはそういうのがなかったから、相手に甘くて自分にも甘いんじゃない?」

なんかすごくつらかったな…。

変だよね。体罰なくて、ラクだったはずなのに。

でも違うんだ。
私が傷ついているポイントはたぶん、あんなに辛い思いをして
家の中で生き抜いてきたのに

人間としてずっと彼より(そのほか大半の人々より)できていないことを
突きつけられたから。


あぁ。いまこうして文章にして初めて頭の中で、具体化した。

どれだけつらい思いしてきたかじゃないんだよ。どれだけ人間として完成してるかなんだよ。
私がしてきた思いは全部無駄。

でも思った。
あなたにはわからないくせに。
筋の通った体罰よりもずっと辛かったかもしれない 思いを してきたのに
何も知らないで甘いなんて言わないでよ。
実際、私は甘い。全然駄目な甘ちゃん。

だけど悔しい。悔しい。悔しい。


彼に言いたい。素直に傷ついたって言いたい。
私がこう思うのはおかしいんだろうか?

なかったことにしたい過去なのに、人に踏みにじられたら
ものすごく悔しくなってしまう。

なんで今日はクリスマスイブなんだろう。はぁ。