つらい

この部屋に彼が来ていた。
私の生まれ育った家に。

楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。とても寂しい。

思えば、私の今までの人生はそんな寂しい思いの連続だった気もする。

安心したい。1人は嫌だ。


でも
どんなに皆に責められることがあっても、離れていたって、彼だけは、私の事を愛している。

だから、大丈夫だ。

悩みが深いほど、良い方に自分が伸びてゆくことも、知っている。

本当に、毎日、しんどい。
彼がいなきゃ、無理だと思う。


努力は報われない。

陰口を言われる。

私がずっと神経をすり減らして、うまくいくよう導いてきたことを、さも自分の手柄のように、語られる。

頑張ってるつもりなのに、認められなくても、責められても、それでも、まだ頑張らなくちゃいけない。

明日は、彼を、送り出す日。

寂しい。悲しい。

膨大に感じる時間の中で、ひとりでも、仕事を進めなくちゃ。

戦わない奴らは笑ってろ。