本心

彼は私なんかより演劇の方が大事なんじゃないかな。

そんな気がする。

私なんか ダメだもの。
元気じゃない私なんか、彼にしたら重荷でしかないもの。

でも けんかになりそうで、そんなこと確かめられない。

彼は一生懸命わたしを大事にしようとしてて、それをへし折られたと感じて、怒るかもしれない。

心配だよ。
不安だよ。

彼のまごころすら届かないところに、わたしの心は来てしまったんだ…。

孤独じゃないはずなのに、孤独だと感じている。

並大抵の 距離の近さではだめなのだ。母のように抱いて、子供を諭すように、安心させてください。

私…しっかりしろ。
もう、落ちただろう。落ちるとこまで落ちただろう。
上を見ろよ。。