差別主義者に出会った。

今日は すごく嫌な事がありました。


彼と、夕方、大学の自転車置き場で話してました。彼の停めた自転車の脇にはおおきな木があって、無数の蝉の抜け殻がはりついていたので、彼とその一つを手に取って眺めていました。

すると、誰かがいきなり「てえーーい!」とチョップしてそれを壊しました。
私はすごくびっくりしました。

チョップしたのは彼氏と同じゼミの、E君という人だったようでした。

E君が、今日は何のテストを受けたのかと、彼に聞きました。彼が女性学・男性学のテストだと答えると、E君は、あ~あの授業クソだよな!!女尊男卑だし!!と言っていました。

その授業の先生は数年前に替わってしまい、E君は以前の先生に教わっていました。
そこまで女尊男卑だとは思いませんでしたが、確かに女性学・男性学と銘打ってはいますが、ほぼ女性学の授業なので(歴史的に仕方のない面もありますが)不服に思う人も多かったようです。

私もその先生の女性学・男性学を受けていたので、「私は男性学でレポート書きましたよ」と言うと、E君は「おれも男性学で書きましたよ。ホモで書きました。」と言いました。

私は普段からホモでなくゲイ、レズでなくレズビアンと言うよう気をつけているので、その言い方が気になり、「ゲイって言った方がいいんじゃないですか?」と言いました。

すると、差別用語はみんな使っている、と主張され、スラングを使ってフランクに話すことがいかに素晴らしいかを説かれました。

私はムッとして、フランクに話すことは素敵だし、仲間内でスラングを使っても構わないけど、あなたと私は初対面じゃないですか?と言いました。

E君は彼に向かって、「かっちりした人なんやねぇ」と言いました。

その後、E君がオーストラリアに留学した時、黒人に向かって差別用語を使い、それがきっかけで仲良くなったという話をされました。

私は、それが通じる仲間内で、せいぜい仲良くやってくれ、と、胸糞悪くなりました。

うまく文章にできただろうか。

差別をする事に疑いを持たない人間もいるんだ。当たり前だよなぁ。
弱い立場になったことないのかな?
できればもう二度とE君には出くわしたくない。

嫌だった。
嫌だった………。。

その後 友達が通りかかって、少し話して、多少持ち直しましたが(笑)

今日1日は何度も思い出しそうだなぁ。

こういうの、うまく忘れられるようにならなきゃ。

世界は私の思った通りには動かないのだ。しかし、自分の主張は持って。ああ、難しい。