映画「人生、ここにあり!」

見てきました。
すごくいい映画だった!!幸福な2時間を過ごせました。見て良かった~!

舞台は80年代のイタリア。バザーリヤ法という、精神病棟を撤廃する法律が施行され、病院を出た元患者は協同組合に属していた。
組合では封筒に切手を貼る作業などにより報酬を得ており、日本で言う作業所のような役割を果たしている。

そこに赴任した主人公が、保守的な組合を、もっと利益を生めるようにし、それに伴って元患者達の処方薬も減らすよう働きかけ、より自由な人生を選べるように改革を起こしてゆく…というストーリー。

悲劇もあったけれど、全体的にとてもポジティブで、愛に溢れていて…。私はこの映画、大好き!コメディと銘打っているだけあって、かなり笑えたし(笑)

主人公(名前忘れた、、)が、精神疾患の知識もないのに、みんなに対してすごく平等であろうとするんだ!あの姿勢は素晴らしい。

まず最初に、組合がよりよくなるよう、みんなで話し合いをしようとする。改革にあたって、どんな仕事をしていきたいか、全員に意見を聞くのだけど、みんな突拍子もない意見ばかり出す。でも主人公はその全てを肯定し、ホワイトボードに羅列していく。喋んない奴もいるけど、それにすら、素晴らしいよと言う。

ほかにも、商品が納期に間に合いそうになくてピリピリしている経理担当と、残業はイヤだと言う作業班の1人がケンカになるシーン。主人公は二人の間に入って言い分を聞き、「二人とも正しい」と言ってから、解決を試みる。

良かったなぁ(^-^)

薬の処方量が減った元患者達は、性欲がギンギンになっちゃうんだけど(笑)主人公が彼らに娼婦をあてがうシーンも良かったな!人間が人間らしく生きるために必要な事だもの。

とにかく愛に溢れてたなーー!人に優しくしたくなる映画だった!

マジ、見に行って良かったです!!サイコーo(^▽^)o