彼氏が死ぬ夢

彼が死刑になる夢を見た。
執行される直前まで、私は彼と話していた。
なぜ罪を犯したのか、彼の気持ちが知りたくて話を聞いていた。

でも彼の言うことがさっぱり分からない。彼には、見えてない部分がある、と思った。被害者の気持ちがわかってないとか思ったかも。

そして、あんたは結局男尊女卑主義者なんだよ、みたいなことを彼に言った。
彼は認めていた。
泣きながら別れを惜しんだりしていなかった。すれ違っていた。

そのまま彼は死刑の執行を受けるため、部屋を移動させられた。

私は彼の亡骸が安置される場所まで走った。
でもなかなか着かない。
もうそろそろだろうという時間になっても、遠くてなかなか着かない。

私はデパートの中を走ってた。気持ちはかなり高ぶっていた。私は彼の死に顔をちゃんと見る、と思いながら走っていた。
デパートの最上階にようやくたどり着くと、すでに人だかりができていた。

なぜ一番親密だった私より早く別れを告げている人たちがいるのだろう、と悲しかった。

勇気を出して彼の亡骸に目をやると、それは彼じゃなく、キノコだった。
逆さにされたキノコが天井から吊るされていた。

ショックでそこで目が覚めた。

色々と含んでそうな夢だ…。