もう一歩。

2/2(土)は、面接に行った。
デパ地下食料品売り場の、レジのパート社員。
フルタイムなんて大丈夫だろうかと不安はあったのに、なぜか応募してしまった。

丁寧に面接して頂いた。
手応えもなければ、落ちたな…という感じでもなく、難しい。でも、受かってほしい。

5日迄に連絡がなければ、不合格ということらしい。こ、こわい…(⌒-⌒; )


その足で、同じく転職活動中の先輩のおうちへ、少々用事があっておじゃますることになっていた。

交差点で信号待ちしていると、偶然、彼氏に出会った。
彼は劇団の稽古に向かう途中で、方向が同じだったため、4・5分程度、他愛ない話をしながら一緒に歩いて、また交差点で別れた。

劇団の稽古と、仕事の面接。
いま私たちは別々の道を歩いている。
交差点で会って交差点で別れたが、それは私たちの人生を象徴しているみたいだと思った。

私の父はよく「人生は旅だ」と言う。
たとえ家族や恋人であっても、お互いの人生に敷かれた道をたまたま一緒に歩いているだけだと。
その道はけして永遠には続かず、どこかで分岐して1人になり、再び同じ人と、もしくは別の人とまた一緒に歩いたり、そうでなかったりする。

偶然だねと言って一緒に歩いて、まるで寸断された日常が再び繋がったように自然に、「歯にネギついてるよ」なんて言いながら5分歩いて、またさらりと笑顔で別れた。

人生は予測不可能で、今日の出来事はさわやかで、幸福だった。

もう簡単には会えないけど、お互い生きていて、できれば幸福であってほしいと願っている。そんな大切な人ができて良かった。

彼の関わる舞台が月末にある。
楽しみ。