アウトプット

何と無くブログに触れないまま日々が過ぎていた。過ぎてみるとなぜ書かなかったのかわからない。
多分その時は、書く必要がなかったのかもしれない。

社長Hさんに、長所を伸ばさないともったいないと言われた。
私が胸を張れることの一つは、書くことだ。
宝の持ち腐れにするんじゃなく、もっと書いてみようと思った。

18歳の頃、新聞に2度投稿が載ったが、また挑戦してみたいと思っている。
忙しくなれば難しいかもしれないけど、伸ばせる所まで伸ばしてみたいという気持ちになってきた。

先日、図書館に行ってあらゆる新聞を捲って情報収集をし、少し書いてみた。

が、書きたいことというのは意外にないものだ。
いかに自分が無為に日々を過ごしているか。感覚を鈍らせて生きているということに、恐怖した。
もう自分は表現者ではないと思った。

18歳のあの頃は、今よりも感覚が鋭敏だったと思う。
今よりずっとコミュニケーション能力はなくて、友達もいなくて、常に孤独だった代わりに、言いたいことがたくさんあった。
悲しくて辛くて悔しくて、たまの喜びを分かち合う友人もいなかった。紙とペンが常にそばにあり、絵や文章を書いて何とか自分を保っていた。
そういう青春時代が過ごせたことは、今になって思えば財産だ。

鈍った感性は戻ってくるかどうかわからないけど、書くことを軸にアンテナをもっと張りたいと思ったのだ。

そしてそのために、ブログも活用しようと思った。

感じたことを流してしまわないように。
自分も社会に染まってプラスチック化してしまわないように。

感じることは痛い。表現することはもっと痛い。正直、もう10代の頃ほど表現に向き合うことはできないだろうと思う。表現しなくても生きていけると知ったから。

でも、すこし自分を揺らしてみよう。
文章を、書いてみよう。