きっと眠れないだろう

ここ2週間で色々あった。

仕事の状況も変わって、多少ストレスが和らいだはずだけど、やはり緊張しているのか、なかなか眠れなかったり早朝に目覚めたりする。
おかげで風邪気味。

そんな中、さっき彼と電話した。
ちょっとした用事でかけたけど、長電話になった。

彼が、私を題材に詩を書いて送ってきた。電話しながら、パソコンに。
仕事で学校演劇の脚本を書かねばならない状況で、逃避のために書いたという。

それは、私の視点に立った、大学時代の私たちの付き合いを振り返った詩だった。

私の部屋に彼が泊まってゆき、朝、一限目からの授業のために出て行ったあとの、部屋に残った彼の形跡を想う詩だった。少しのさみしさと眠さ。

いい詩だった。その日々が過去になった今だから書ける詩だと思った。
彼にとって大事な記憶になっているのだと感じた。

読んで泣いちゃった。
彼と付き合って5年半、いろんな時期、いろんな空気感があって、その中の色濃い一つを追体験した。
あー確かにこうだったなあって。

そこから、普段はあまり話さないけど、私たちのこれからについてわりと真剣に話した。

去年別れを切り出されてから先が見えなくて、どうなっていくのかわからないまま1年が経ったけど、いまの彼の視点で、私たちに将来があるのかどうか、聞いておきたかった。

私は、彼に人生のパートナーであってほしいと改めて話した。

たくさん考えた後、彼も、私とずっと一緒だろうと答えた。

逆に、この関係をどう解消するか、手段が見つからないと言った。
良くも悪くも本当に強固な縁を、私たちは結んでしまっているようだった。それを再確認した。

将来、結婚してても全然おかしくない、と彼が言って、私は素直に嬉しかった。

今度こそ幸福に、お互い自立したうえで新たに家庭を構築できたら、すごくいいな、と。

いい関係を持てるように、自立しよう。

幸いあと5年修行しても、30歳だから。ギリ子作り間に合いそう(笑)

ただ、関係の定義はまたもう少ししたら見直してもいいのかもしれない。
恋人のような家族のようなセフレのような、濃い、何かしらの「情」で繋がった定義できない関係。

関係に名前があるって、束縛だけど、守られてたんだな。そうやって守ってた。
今は、縛るのをやめたから、守られることもなくなって、不安定な関係性だ。

12月に引越しを余儀無くされそうだけど、それも関係に影響をもたらすかもしれない。

とりあえず、私たちの将来が「無」だったりはしなさそうだと分かって、良かった。
目指せ、別居婚

しかし今日は色々と考えて、眠れなさそうだ(*_*)明日も取材。頑張ろう。