告白した

体の関係とかじゃなくて、普通に本気の告白をした。
好きですって言った。
いろんなしがらみあるのに、本当にひどいと思うけど、もう疲れて疲れて、全部疲れて、言った。

もう、思い悩んだり、彼の言葉に一喜一憂するのに疲れて。

けどやっぱり彼は私に恋愛感情を持ってない。

それはよくわかった。
でも、この感情はもう抑えられないと思う。


火がついてしまって、燃え広がって、わたしは鎮火する術を持ってない。
脳が、相手からの承認を得ることにものすごい反応するシステムを持っていて、それに抗う術もない。依存のシステムと同じ。アルコールや、薬物とおなじ。

何度もこれで泣いてきたのに、何度もつらい思いしてきたのに、脳に仕組まれたプロセスが、そこから脱することを許さない。


彼が東京に来たら2人で会うことになった。

その約束がなければ生きられないと思った。約束をして、ほっとして、生きられると思って、明日からも命からがら生きる。

彼のために多分死ぬほどジムに通って、変な方法でお金を稼いで、そうやって空虚を埋めて、5月を心待ちにして、生きてる感maxで、命を燃やして生きる。

命を燃やしてる感覚は、そういう時にしか、ない。クラブに行く前、パーティの前、こうして異性と約束をしてる時、それだけ。穏やかに、日々を丁寧に大切に生きることがどうしてもできない。

一瞬できたように見えてもまやかしで、すぐに崩れ去る。会いたくて会いたくて震えるタイプの人生。

自分でも死ぬほど軽蔑する、バカみたいな選択。アディクションの連続。

とりあえず、会えることが決まってほっとしている、それだけ、これから5月までは生きられることがわかって、死ぬほど命を燃やして生きる。

年取って、どんどん頼れるものもなくなっていく。諸行無常なんて、受け入れられない。ボーダーラインだなぁと思う。