her を見た。

amazonのインスタントビデオというサービスを初めて利用した。

先月大阪へ行くときに、バスの中で退屈しないようにとレンタルしてあった。スマホで観れるので。

でも結局充電器を持って行かなかったこと、バスが揺れて集中できそうになかったので借りっぱなしになっていた。

あと数日でレンタル期間が終わるところだった。

取材終わりにピザをとって、気が向いて観てみた。


映画を観るのってそもそも、だいぶ久しぶりになってしまった。

最後に見たのは何だろう…シェアハウスで住人と観た何度目かのトレインスポッティングかな?
その前は光のほうへ かなぁ…

まあとにかくherを観た。
いまより科学が少し進んだ世界で、パソコンのOSに恋をする男性の話。

中盤から後はずっと泣きながら観てた。

思ったのは、配色、音楽などがとても現代的だということ。
近未来が舞台なのでオフィスの感じとかは最先端チックなんだけど、なんていうか、スモーキーパステルな配色が多かったり、ファッション界から読み取れる今のトレンド?みたいのを反映してる感じがした。

色が印象的だったなんて変かな。
でも、その少しくすんだ明るい色合いとかが、物語にずっと漂ってる切なさをうまく表現してる気がした。すごくいいアクセントになってたと思う。

「人間じゃない」彼女を通すことで、逆に「人間」をくっきり描き出した名作。

元奥さんとの楽しかった頃の記憶が時々出てくるんだけど、胸が痛くなる。
光、色、無音。

わたしも失ったことがあるし、今だって思い出すし、夢にも見るから。すごくそれはリアルだった。

リアルとリアルじゃないの間、、
人間と人間じゃないの間、、
安心する、愛を感じる、と、そうじゃないの間、、

って何だろう。って、考えさせられた。

SFは苦手だけど、これはもうすぐそこまできてるほぼ現実の話だろうから、全然違和感なく観れた。

人間ってどうなっていくんだろう。。

感想ってうまく書けない。
すごく、人間らしさを感じる映画。
人間はこころがあって、ちょっとした色々ですぐにコンディションが変わる、敏感で繊細な生命体。そしていつか死んでしまう。

毎日死ぬことと生きることについては考えているけど、より、それを意識させられた。


インスタントビデオ、すごく便利だった。
レンタルもAppleより安いし、スマホでもパソコンでも、同じアカウントですぐに観れる。まじ便利。
この間見たときは期間限定で安くなってるやつとかもあったし。

どうせツタヤに行っても高いしね(-_-)
これからガンガン使おうと思う!

やっぱ映画はいいなぁ
こんな風に、自分のことじゃないことで心を揺さぶられたりとか、少なくなってしまってたかも。カルチャー不足だった。
映画はすげ~~