ワイナリーの説明会

今日は彼と山梨まで行ってきた。
初めての甲府

県内の9つのワイナリーによる合同説明会だった。

彼が気になっていたところは2つ。
私も、かなり好感が持てるな、と思ったところだった。

特に、そのうちの1つはかなり率直で。「来てから、こんなはずじゃなかったと思ってほしくないからハッキリ言いますけど、ウチは今日来てる中で一番給料安いですよ!そんでキツいです。体力もそうだし、最高のぶどうを作るためにみんな本気だから怒鳴りあいもする。体にも精神にも来ますよ、本当に大丈夫?
あと、かなりの田舎だからコンビニもないですし、煩わしい近所の人間関係もありますよ!車買ってもらわないとダメだし。ウチ以外のワイナリーの話も聞いて判断して下さいね。」って。来てほしくないのかな?!ってくらい(笑)

キツい話だけど、でも嫌な言い方じゃないんだよね。
真剣で、誠実だなと思った。
私の前に話を聞いてた50代くらいの夫婦はそれを聞いてうなだれて去ってったけど…

そこはプレゼンでもかなり時間が短くて、パワポの資料もない。ただ挨拶して、終わり。笑

後から聞いたけど、先日銀座で行われた試飲会ではそこのワイン、グラス一杯2000円だったとか。
小さくて新しいけど、凄い可能性のあるところらしい。

もう1つも話は聞いたけど、ワインの専門の人が来られなかったらしい。

いずれも、来月か再来月あたりで見学に行くと言っていた。

そういうわけで、よほどの理由がない限り、山梨での就職というのが今の所一番濃厚な次のステップだ。失業保険が3ヶ月しか貰えないので、実際の就職は6月くらいにしないといけない。

そうなると、当たり前だけど2年と1ヶ月住んだこの家ともお別れなんだなぁ。しかも、割ともうすぐ。

引っ越し生活に慣れていたので、別にいいんだけど。次は拠点もあるわけだから、お皿やオーブンやテレビなんかも処分する必要ないしね。

実は先ほど素晴らしい呼びかけをSNSで発見した。
多拠点生活をしていて、東京の住まいがシェアハウスでもいいという人が多拠点生活に関する記事を書いてくれたら、家賃タダでそこに住んでもいいというもの。

これ、私のことだろう、しかも一応ライターの端くれだし、と思って早速メンションしておいた。いい返事が来たらいいけど…
もしくは来なくとも、意外と多拠点生活っていう単語はSEO的に穴場な感じがするので、自分で何か発信したいなという気はする。

家賃が浮いたらメッチャ助かるけどね~~
返事もらえますように!

そんなこんなで今日は大冒険だった。13時着19時発という短い時間だったけど、しっかりほうとうも食べて地酒も飲んだし(肝心のワインは飲めてない…)。
色々学びがあったな。日本ワインの市場がじわじわ来てるというのも、私は知らんかった。今から入るには丁度いい。

あと、キツいキツいと言われていたけど、正直、仕事がキツいから辞めるとか、諦めるってことは無いだろう、と彼を見てて思う。
その発想が湧いて来ないというか。
今までも飲食店でかなり叩き上げできて、泣きながら耐えてたというし、そういう面でのストレス耐性は結構あると思う。
自分で選んだことに弱音を吐くタイプにも、全然見えない。なので、挫折ということに関しては私は心配してないな。。

むしろ彼も言っていたけど、懸念点は私が山梨生活に、そして移動生活に慣れるのか、というところだと思う。
今日は道路が混んでて、行きは15分オーバー、帰りは60分オーバーだった。きつい。
渋滞の季節がわかれば、あらかじめその時期だけ電車で行く、とできたりすると思うしね。

あと住むとなったら私も運転できるようにならないとな(^◇^;)
ペーパー講習とかあるかな?行きたい…。

帰宅して、彼が「今日はありがとうやで。リコちゃん一緒にきてくれてよかったやで。これからもずっとよろしくやで。」(原文ママ)
と言ってくれてホッとしたし嬉しかった。
最近少しずつ言葉で気持ちを表現できるようになってる気がする、すげー。

これからどんな生活になるかわからないけど、問題が起きるまでは問題のことを考えない、彼と仲良く、そして自分の仕事や人生のことをしっかり考えていこうと思う。

いやそんなこと言っても激しく不安だけどね…不安しかない。。
まあ、明日社長とも話しつつ考えよう。。