もうすぐ結婚一年

今日は、夫と午前中に家を出発して桜を見に行き、温泉へ入り、寿司を食べ、帰宅して平成狸合戦ぽんぽこを見るという平和な1日だった。

私たちは去年の4/13に入籍したので、あと一週間足らずで結婚して一周年になる。

入籍の際には杉並区役所に社長についてきてもらい、夜は西荻窪のビストロでちょっと良い食事をした。この間のことのようだけど、もうあの場所には住んでいないから懐かしい感じがする。

一年前は夫がすでに無職で、毎日プラプラ散歩に出かけて、おいしい晩ごはんを作ってくれていた。

この365日で、自分が積み上げてきたものは一体何だろうか。

先日の記事にも書いたけれど、最近死ぬことにとらわれて息苦しい。

これほど早く一年が過ぎた。
自分はしっかり仕事をしているし、夫とぶつかりながらも徐々に快適に過ごす方法を見つけ、ダイエットしたり新天地に適応したりと必死で乗りこなしてきた。

けれど圧倒的に何かが足りない、現状に満足なんかできない、と思っている自分もいる。

そもそも、現状に満足することで安心して生きられる人もいるかもしれないけど、自分の場合はそうではないからこう思うのかもしれない。

現状に満足していては成果は出せないし、かといって重箱の隅をつついていたら精神が崩壊してしまうと思う。

一体みんなどうやって生きるためのバランスを取っているのだろうか。

その解は、成果を出すことに快感をおぼえるというところにある気がする。

自分は結局のところ自分自身を追い込むばかりで、めぼしい結果が得られていないから、より追い込むループに入っているのでは。。

このことばかりでなく、なんていうか、人と話がしたい。

夫も、山梨でできたわずかな友達とも深い話というか抽象的な話はしないので、思考実験のような、ダイアログ的な会話に飽きることなく付き合ってくれるような友達がほしい。

自分は周囲の友人にすごく恵まれている。友人にもめんどくさい話を色々とこねくりまわしながら語るのが好きなタイプが多く、たいてい昼に集まっても終電までずうーーーーっとあれやこれや話している。仲のいい友達は男女問わずそうだ。

くだらないマウンティングなどせず、問題の本質をとらえ、うまい例え話を用いながらえんえん話につきあってくれるというのが、私にとっての最上級の喜びなんだと思う。
金払った方がいいかもしんない。

そういう会話を誰かとしたい。
できれば山梨でもしたい。

カウンセリングに通っていたが、元々の主訴は解決に近づいたため、一度終結した方がいいのではという流れになってしまった。

たしかに、そうなんだけど。
まだ終わったわけではないので、こういうモヤモヤの話もしてみた方が良いかなぁ。

30にして自分探しをずっとしている。