弱い人間

私は、同じ感情を持つ人たち以外には、
ひどく滑稽で、恩知らずで、「自分が一番不幸だと思っている」と思われてしまうような
矮小な人間なのでしょう。

私は、そういう人たちからの目が、一番怖い。
弱さを前面に押し出して、そうして身を守っているんでしょう、私は。
もう、誰にも嫌われたり、攻撃されたり、見捨てられたり、したくない。

だけど、だって、戦うのが怖いんだ。
だって、この世はSサイズのジャケットなんだ。

がんばって合わせようとしたって、すごく疲れてしまうんだ。
開き直りたいときだってあるんだ。

痛々しくて、見捨てられたくなくて、夜になったら一人で顔を鼻水と涙でグチャグチャにして、
そうやって生きるしかないんだ。

こんな文章見られたくない。

現実をもう見たくないんだ。
弱いと思う。痛々しいと思う。

このSサイズのジャケット的世界で、周りの人に迷惑をかけずに
生きるには、ひどく私は疲れてしまう。
だからこうやって、誰が見るともわからないところで、感情を吐露するほかないんだ。

薬で頭をぼんやりさせて、もう、そうするしかない。
どうしてこんなに生きていくのはしんどいんだろう。

多くの幸せなんて望んでいないよ。悲しかったり、悩むことも、あったっていいよ。
たくさんのお金もいらないし、自由がきかなくたっていいから、
ただただ、健康なこころが欲しい。

言いたいことを言って、自分を大事にして、生きたい。

一生、無理なんだろうか。
怖い、怖い、怖い。

お母さん、ごめんなさい。
私が、唯一のあなたの希望なのに。
情けない人間で、本当にごめんなさい。

私が傷つけてきた多くの人たちに、心底謝りたい気持ちで、いっぱいです。