鋼の心が欲しい。

ハガネの女 8巻を読みました。どの巻を読んでも、泣いてしまいます。ほんとうに、素晴らしい物語です。。

芳賀先生のような強い心が、欲しい。
あんなふうになりたい。しっかりと自立し、人を導ける人に。


私は、健全な愛アレルギーなところがあります。
物語なんかで、いかにもないい話がベースで、ご都合主義だったりすると、全く食指が動きません。
きれいすぎるものが直視できないんです。

だから 暗い話や、影あってこそ引き立つ光にばかり目を向けてしまうんですよね。

でも 時々、そんな私も心奪われる位、強い光を放つものはあって。この漫画も、その中の1つです。

真摯だからかもしれない。どんな逆境にも、自分の柔らかな部分をあえてむき出しにしてまで臨むような、そんな真摯さは、本当に、尊い
光に由来する真摯さは、影の魅力をも凌駕する。と思う。

多分同じような理由で、NHKの番組、プロフェッショナルなんかも好きです。


私は本当に腑抜けだけれど、せめてそれを受容することだけは しないでいよう。

暫く充電期間だったのか、何にもできなかったけれど、少しましになってきた。
充電期間は、仕方ないかというつもりで、なるがままにしていたけど、私はやっぱりいつも、向上心を忘れないでいたい。
伴わなくても、何度思い知らされても、自分を諦めることはしたくない。

私は 人と比べたら明らかに能力不足だ。
でも、それでもずっと成長し続けていると思う。
自分の事が大嫌いだったけど、今は好きだと言える。自分にもできることがあること、成長できることを知ったから。

お風呂から出る時に、浴槽を洗うこともそう。お皿を何ヵ月も洗わないで溜めることも無くなった。
人を動かしたり、プロジェクトを遂行する難しさを知った。
恋人とけんかしても、泣きながら逃げることはやめたし、前よりは会わなくても平気になった。


私は私で、もういい。
10代半ばのころは、こんな22歳になれると思ってなかった。
死ぬか入院してるかだと思ってた。
私は私であることを認める。
ずっと、acであることや、女であることや、老いることや何かを抱えて、歳をとってできるだけ生きて死ぬ。

そうしよう。

世間からみてダメな人間でも 自分ではダメを認めないでいよう。ダメじゃなくなれるように、自分基準で、真摯に自分に向き合おう。

とりあえず今日、テスト受けよう!