暗い 森

現実は 圧倒的な絶望をもってやってくる。それまで現実に限りなく近いリアリティを持っていた虚構は、ただの虚構だったんだと、思い知らされる。そうやって脱線して、ハッと気付くと、また現実が自分を直視しているのに気付く。



と あるサイトに書いた。。

ただでさえ、彼がいなくて、1人で立つのが不安定。

いつもと同じテンションじゃいられない。




彼に
悲しいことが起きた。

彼の 友達が亡くなった。
私も、少しだけ知っている人だった。

1月の末に、二人で彼に会ったのが最後になった。


みんな 自分が主人公だと思って、生きている。ひとの死は時々自分の世界観や、主人公観を揺らがせる。
自分の世界を構成している当たり前は、当たり前じゃないんだと。
終わりはあるんだと。


ものすごい重さの悲しみが私を貫いている。
悲しみが引いても重さが残る。何もしたくなくなってしまう。