いちばん助けてほしい彼にもわたしのことは助けられないだろう。
頼れないからだ。
こんなに不安がっている自分とうらはらに 分裂したようなもうひとつの自我は大層明るく、それは人によっては魅力的に見えるようだった。
いろんな人が生きている。
みんな生まれてきた理由を知ってたり探したり興味なかったりしながら生きていて
わたしはそんなこの世界のすべての人を愛したいと思う。
ひとつの概念となって 善にも悪にもシンクロし 分子よりも小さく広くなりたい。
でもそれは危険なんだね。
人と人とは 距離があるから人なんだ。
私
どこへ行けばいい
入院は嫌だ
幸せになりたい
