時計仕掛けのオレンジ

彼と別れたあと寂しくて、ビートルズとか聴きながらめっちゃ泣いてたら、シェアハウスの女の子から映画を観ないかとメールが来たので涙を拭いてリビングへ向かった。

見る映画は「時計仕掛けのオレンジ」。
正直、こんなテンションで観て大丈夫か?と、知りうる限りのこの映画の評判を思い出し、不安になったが、観て吹き飛んだ。

めちゃめちゃカッコいい!!

最初の方の畳み掛けるような暴力シーンにはちょっと、ウッ…てなったけど、いやあーー傑作だった!!

その暴力シーンすら、近未来という設定と、過剰すぎるクラシック音楽に包まれることでコミカルになるというか、現実感を隠蔽していて、cool!

謎の造語がまた、観客を映画の世界へ引きずりこむのに一役買っている。
マネしたくなるcoolさ(^-^)/

残念だったのは、レンタルしたDVDに傷があった?らしく、猫女殺し~途中の治療シーン前後をすっぽり観れてないこと。

一体どうだったんだろ。
wikiで読むと、アレックスが男性器をかたどったオブジェで猫女を殺すって書いててめちゃ気になった…(>_<)

何だろ、セックスandバイオレンスって観ててきついし、私の生き方とかポリシーからして認めるわけにいかないんだけど、この映画は……好きだと言わざるを得ない!

映像美なとこもあるよね。
クラシックが流れる中での、早送りのセックスシーンとか、ちょっと面白かったし。
視覚と聴覚でガッツリ惹きつけるものがあるから、つい見ちゃう感じ。

あぁ~、完璧にハマってしまいそう!
やばい!
あの独特な言葉、マネしたい(笑)

つぎに彼と会うとき、絶対に一緒に観たい!

そんなこんなで、彼と別れた寂しさは、
どこかに吹っ飛んでしまったのでした( ´ ▽ ` )