てれびで「涙活」(るいかつ)が特集されてる。

みんなで集まって、涙ソムリエに泣ける映画を見せてもらったり、泣ける詩の朗読を聞かせてもらう会らしい。

お母さんにあてた赤ちゃんからのメッセージ的な詩とか、余命いくばくもないお父さんのビデオメッセージとか…

なんか…うまく説明はできないけど、日本、終わってんなって思う☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

感受性が衰退してる。
来る人が悪いんじゃないけど、なんでこうなっちゃったのか。普段、感性を働かせない方が生きやすいから、みんな閉ざしちゃうんだ。

しかも内容、陳腐~~( ̄◇ ̄;)
みんなが泣ける可能性高いコンテンツを選べばそりゃーこうなるのかもしれないけどさ…

みんなで集まって、いわゆる泣けるコンテンツを囲んでシクシク泣いて「涙友」作って…

いや、昔の人が考えた未来図でチューブを未来車が走ってるみたいのあったけど、それ以上に未来感あるよ~~!

ヤバイヤバイ
「1分間の深イイ話」って番組が始まった時も同じ焦りを感じたけど(笑)ほんと怖いよ!日本!

本来誰にでも備わってる、人間としての機能なのに。必要だったことが、必要じゃなくなって、そのうち退化していく。

「ほーらみんなこういうの好きでしょ?泣けるでしょ?」って用意されるなんて…

感性って自由で、十人十色で、個人的で、すごい広がりを持つ、各個人の中の宇宙だと思う。

わたしだって現代に生きる人間だから、泣かない日常はわからなくはないけど、でも何で泣くかくらい自分で選びたい。

せめて自分は、感性までも他人任せにしたくない。
せめて自分のまわりは、何が好きかを自分で選ぶ人間で満ちていてほしい。