安心しろ

まだ実家にいる。

母と大げんかというか…
話をした、派手に。

仕事が決まったから今後どれくらいの収入になるとかいう話をしてくれと言われた。
不定期請負がメインなので不安定だが、一番少ない場合でもバイトをかけもちすれば13万とちょっとになるので何とかなるかも、と言った。

すると、それなら13万の、事務でも何でもいいから正社員になれと言われ…そのあたりから勃発してしまった。


私はやりたい仕事を、尊敬できる人からもらえたし、そのお陰で別の請負にも受かったようなもので。。
自分がどれだけそれを大事に思っているか、嬉しかったか話してあるのにそう言われ、とても落ち込んだ。
親の立場の言い分も想像はつくけど…

私がどれだけ誇りに思っているか。。

母は帰省前、お祝いをしなきゃねと言ってくれていた。期待していたわけではないけど、嬉しかった。
でも、帰ってみたらそんな話は特になく。。

正社員じゃないということもあるけど、それ以上に、母の望む娘から遠い道に進もうとしているから、忘れるんだろう。

その後はもうヒートアップし、手に負えない。

語るうち人格否定の言葉が出てきて、「あなた自分のことまともだと思ってるわけ?」と馬鹿にするように笑いながら言われた。

悲しくて、それを聞いて泣いた。

言葉に傷ついたというより、どうしてこうなるのか?どうしてこの人とは普通に話ができない、しかもそれを私のせいにされるのか?

たえずちらつく悪意・挑発に耐えかねてこちらから悪意の応酬を交わすと、揚げ足をとってくる。私の方が悪いことになる。罵倒ばかりで、話はいっこうに進まない。ただの傷つけ合い。それが嫌ならこちらから折れなければいけない。それしか話し合い(という名のけんか)のやり方を知らないのだ。

小さい頃からずっとこうだったから私もずいぶん屈折した、卑屈なけんかのやり方をしていた。今はほとんど大丈夫だけど。

今日は泣き落として話を聞いてもらった。
泣き落としは言葉が悪いか。本当にこちらは精神的に丸裸で、泣きながら臨んだのだから。

私たちは何とかしないといけない、この関係を。

昔から気持ち悪いとか殺すとか迷惑だとか売春婦だとかさんざん色々と言われてきたけど、これからもそうなのは嫌だ。
親だからって言っていいことと悪いことがある。

疲れた。眠い。辛く、悲しい。
この気持ちを癒すのは自分しかいない。

今日は最後には母と分かり合えたけど、でも心の中が深く傷ついているのがわかる。褒めなくていいから、もう傷つけないでほしい。
昔のこと、たくさん忘れているけど、無防備だった心がこんな風に、日常的に傷ついていたのだと思うと、ほんとうに恐ろしい。これが日常で、そして今よりもずっと言葉を持っていなかった私がこうだったなんて。

そんな過去を持ちながらこの社会に適応しようとし、未熟ながら生きている自分をいたわってやりたい。近頃死にたいとあまり思わなくなった自分を。

かわいそうだった。よくがんばってきた。
弔ってやろう。亡霊になって愛を求めている昔の自分を。
明日は楽しいことが起きるし、私にはもう生きていく力がある。