だけど寝る前は闇

仕事はうまくいっているけど
彼と別れたストレスは癒えない。

社長にプレゼントされた「道は開ける」が染みる。

強いストレスがある時は常に行動をし、心に余白を作らないこととある。
いま私が仕事に打ち込んでいるのは、そのことに気を紛らわす効果があるからだ。

けれど寝る前の少しの時間、心に闇が訪れる。
彼と過ごした日々の多すぎる思い出を反芻して、絶望的な気分になる。

何とか眠りについて、また日々の仕事に打ち込むしかない。
だからこれはそこからこぼれ落ちた、しょうがない悲しみ。名著にも癒せない数分の苦しみ。

「道は開ける」に書いてあるのはある意味脳科学的な話とも言えるかもしれない。勝手に落ち込み、病や不幸を作り出す脳を騙してしまおうというやり方だ。

いつか本当に道は開ける、新しいプライベートの充実が訪れると信じて今を乗り切るしかないよね。

彼のことで泣きわめいたのは1日だけだった。よく頑張ってるわ、私。