レッド・ファミリーをみた

今日は、会社を休んでピザを食い、映画レッド・ファミリーを見た。
北朝鮮のスパイが偽装家族としてソウルで生きる話。すさまじかった。

コリアタウンに住んでいながら韓国の文化や情勢ってほとんど知らないけど、誇張が入ってるんだろうけど、あんなに韓国の人たちは気分が変わりやすいのか?とちょっと面白かった。(隣の夫婦の喧嘩とか

見た後ずっと家族について考えていたら、いろんな気持ちが噴出した。

北のスパイたちは、ずっと隣の崩壊家庭にあこがれていたんだ。
そもそも家族でもない、同じ任務のために集められた人たちですら、その場にいたら本当の家族のように、親しくしたくなる。それが人間なんだ。

この映画は、どれだけ自分の心が凍ってしまっているかをはかる尺度になるのかなってふと思った。

私は最近彼と付き合い始めて、同棲する話になって、彼は付き合いに不満がないらしいので、私が彼に慣れさえすれば、なんだかんだで一緒にいるんだろう。
彼は子供をほしがっているので、黙って流れに乗っていれば、結婚も遠くないのかもしれない。

そう思って、最近、家族、とか家庭、とか子供を持つことにすごく敏感になっている。
それもあって余計、自分の過去とか、いやな記憶とかがよみがえってくる。
リアルにフラッシュバックするとかではなくて、将来の自分と重ねて、ストレスとして出てきている感じ。

今日映画を見て、スンへ(だっけ?)が赤ちゃんに銃を向けるシーンでぐっとつらくなって、泣いてしまった。
それで、あ、自分はまだ大丈夫なのかな?と少し思った。

私は心が凍ってしまってる気がする。
外も寒くて、心も凍って、愛するっていうことなんて、すごい遠いとこにあるみたい。
この間彼が熱を出したから、「こういうときは、食べ物をもらったらうれしいものなのかな」って思って、ゼナ買って、スープ作った。

今日は憂鬱で、体が重くて、何にもしてないに等しい。
できるなら明日も明後日もその次くらいまでも、ひとりでぼーっと過ごしたい。

彼の太陽のような雰囲気は、自分の持ってる憎しみとかを加速させる。
悔しくて、泣きたくなる。めちゃくちゃに罵って、心底追い詰めてくれたら、楽なのに。
この間も似たようなこと書いたけど、そんなのは愛じゃないってことは、わかるのに。

やばい、ヘイト感情がとまらない。