最高の新事業

悩んで悩んで苦しんでいるところに、願ってもない話が生まれた。

昨日社長と久々に食事をし、抱えている閉塞感の話をした。社長も閉塞感があったようで。
具体的なあてはないが先が見えなさすぎて、「もしも海外に行くとしたら給与等どうなるか」という話をする予定だった。

しかしそこで、飲みながら話すうちに「今の事業を続けながら地方でゲストハウスを経営する」という話が持ち上がったのだ。

私たちの仕事は幸いリモートワークが可能で、どうしても客先に行かないといけない場合のみ出張をすればいい。
今はそのスタイルで、仕事上「東京で良かった」というメリットは実際のところそんなにないというのが現状だ。(しかし関西では全て対面営業だったので、これは来るまでわからなかったことだ。)

そういういろいろの経験があったところに、社長はやっぱりゲストハウスが好きだと思い至り、私は私で彼氏との約束されすぎた未来に閉塞感を感じ、そこが合致して「協力してやれば来年にでも実行できる」という話になった。

お互いゲストハウス、シェアハウスには慣れっこで、何が必要かなどはすぐに分かる。

社長はゲストハウスで人生観が180度変わったようだし、私もそんな社長や今の彼氏や大切な友人たちをシェアハウスで見つけたので、自分にとってゲストハウスというのは特別で大好きなものだ。

もちろん弊害はある。
住み始めたばかりの杉並の家を解約し、彼氏と遠距離恋愛になることなど(もしくはお別れ…)。

しかし、この話が出てからワクワクが止まらないのだ。
おそらく、話をしてないけど取締役も2つ返事だと思う。

初対面の人から知らない世界や文化の話を聞いて、昼間は仕事をし、夜は旅人たちと酒盛り。海が近ければ海産物もおいしいだろうし。
将来的には、働きたいけど自信のない若者にプログラムや営業、ライティング等を教えて社会に送り出したり、うちの会社に引き抜いたりもできる。この構想自体は前からあったのだが。

なおかつ自分の野望でいえば、生きづらさを抱えた人の話を聞き、共感し、自分の体験も少し話しながら、そうした就労支援のサポートをしたい。

もっともっと言うなら、遅くはあるが心理系の院に進んでガチ資格をgetしてからキャリア相談などに乗りたい。(なくてもいいのだろうが、ガチな人になりたいのだ)

自分のやりたかったこと、諦めそうだったことが、もしもこの話に乗れば実現できる。
社長も取締役も人に教えたり、導いたりということは大好き。同じく人から新しい話を聞くのも大好き。つまりゲストハウス大好き。

これはやるしかないのではと思う。
この話が出てから正直彼氏に優しくできるようになった。。