遠藤周作にドはまり中

先週末、遠藤周作の「沈黙」を読んで感動。電車の中でも流れる涙を隠しきれないほど読みながら常に泣いてしまうので、そわそわしながら帰宅してただただ読み進めた。

感想についてはフェイスブック等に書いてしまい自分の中で感動が一周したので深くは触れないが、やはり遠藤周作ってかなり好きな作家に入るみたいだ。
というか、今まで桐野夏生御大が永久に一位だと思っていたけど、遠藤周作が一番に来たかもしれない。

こんなに優しく、切なく、目に見えない観念を文字として織りなす人はいない!
今回の「沈黙」も「深い河」もとても良かった。「わたしが棄てた女」はライトだったけどまあ良かった。

やっぱ遠藤周作の作品はゴリゴリに重いやつが胸にドゥフ!と突き刺さる感じで良い。

日曜日の午後は予定がないので遠藤周作の墓があるというイグナチオ教会へでも行こうかと思う。
というか「周作クラブ」なるファンクラブがあるようなので入会すべきか非常に迷う!!

こんな話、彼氏は1mmも理解してくれないが、わたしは猛烈に感動したんだよ。。

ただ、読み終えた直後にネットで映画版のサイレンスをレンタルしたが、もう内容が重すぎて咀嚼できなかった。
モキチが処刑されるところまでは、見た(;ω;)てか、モキチ役どこかで見たことある…!と思ったら、塚本晋也監督ww映画監督って、役者になることもあるのか!でも前見た塚本さんのkotokoでも、旦那さん役を演じてたか。。

窪塚くんは超かっこいい!
でもどこかで、「窪塚はかっこよすぎる。大泉洋とかの方が合ってる」という意見もあり、確かに…!と少し思った。
でも、かなり良いキャスティングだと、思うけど。。さすが構想28年(;ω;)

今回はレンタルに500円かかったにもかかわらず見れなかったので、またほとぼりがさめたら!レンタルしようと思う。読んだ直後だったので、かなり原作に忠実であるということは伝わった(開始1時間目までしかわからないが。)

さて。
しばらく重いのを読むのは心理的にちょっとハードルはあるけど、何を読むかあさるとしようかなあ。とりあえず電子書籍で「海と毒薬」は買ってあるので、最初から読み返そうかな。