迷わず行けよ

自分本来のあるべき姿がわかっていても、いまどうすれば一番そこに近づけるかわかっていても、人って動けないものだ。

つい怠惰になって、毎日の目の前の煩雑なことでいっぱいいっぱいになって、あるべき姿から遠のいていく。

そんな風に年ばかり重ねることが目に見えてる。
かといって、じゃあ後悔するのか?というと、日本がなくなるとか日本が中国になるとかがなく、私達を抱える大きなハコさえ無事でいてくれれば、意外と幸せでいられる気もする。

多少太ったって、英語が喋れなくたって、副業に役立つスキルが身にならなかったって、少々お金がなくたって。
新しいことにチャレンジするのは怖いし、お金も時間も投資して、知らない人に会って、しんどい思いして。。
そういうことしなくても、自分には愛する彼や友達もいるし。

とかね。

どっちを選んだって人生。
どっちでも構わないはず。

でも今日やっぱり、自分本来の生き方っていいなと思った。

もうすぐ大好きなロッキーホラーショーのミュージカルに行くんだけど、そのサントラを聴きながら早稲田から馬場まで歩いてたら、気分がブチ上がってきて、いつまでも歩けるような、てか踊りたいような気持ちになった。

で、あぁ自分の踊りたいのってやっぱり本能だなぁって思った。

本当は、月に1回くらいは大きなパーティーに行く生活がしたい。
オシャレして、気さくな仲間たちと踊って踊って飲んで。そういうのが、昔はちょこちょこあったけど今は全くないなぁって。。

それと同時に思い出した。
中学のころ、海外の雑誌がすごく好きで、憧れの気持ちで見てたな~って。パリコレとか。
洋楽とかも好きで、誰とも話合わないけどパンクとかロック聴いてたな~って。。。

桜沢エリカさんの「サロン」っていう漫画が大好きなんだけど、自分の少女時代が少しだけ重なる。
片田舎に生まれた、パリに憧れる女の子が主人公で、うっかり寝過ごした電車で東京に行ってしまう。
昔からの幼馴染のお兄ちゃんをたずねて行ったらなんと立派なゲイになってて、兄ちゃんとその周囲のゲイ友に囲まれて素敵な夏休みを過ごす話。

自分にもあんなに素敵なお兄ちゃんがいたらなぁって、ものすごく憧れた。ゲイ友のみんなも楽しい人達で、妹みたいにかわいがってくれる。

自分が家庭に恵まれなくて居場所がなかったから、ああいうあったかい人たちと家族みたいに過ごす状況にホント弱い。
だからそういうコミュニティにいられたときって幸せだったな。大学のサークルとか、シェアハウスとか。

一人一人とものすごく仲がいいわけじゃなくても、みんなとの繋がりに助けられてる生活。懐かしいな。自分には2人暮らしよりもずっと本来的には合ってるんだろうな…(ToT)

いつもワイワイ仲間がいて、時々気合い入れるパーティーがあって……。
好きな音楽とお酒があって。

そんな生活がしたいなぁー(ToT)

もちろん今の生活も、悪くはないんだけど…。。。