起きて泣いた

夢の中で自分は、何かのセレモニーに出席していて、ちょっとした役割を担っていた。すると前の列に座っている人が急遽私に頼み事をしてくる。セレモニーの挨拶が2,3言増えるだけのようだったのでOKしたのだが、それが思ったよりも重い任務のようだった。

なぜか私は料理を用意しなくてはならないことになっていて、料理人について合格が出るよう何度も作り直すが、出ない。怒られてイライラしていた。(もはやセレモニーの舞台は何処かに行っている)

すると向かいで女性が他の家事をしながら口を挟んでくる。

イラついていた私は、「うるさい、ババアは黙ってろ」と暴言を吐いて、その女性と取っ組み合いになった。

その女性は、知らない人のはずなのだが、年齢が母親に近かった。
その人に攻撃しながら、急に、買ってきたばかりのリカちゃん人形のような、足や手がパッケージに縛り付けられて動けない女の子のイメージが浮き上がった。

それとともに、「辛かったけど、お母さんが喜ぶのは嬉しかった」という一言も浮かんできて、そこで目が覚めた。

最近、実家と距離が近くなっていたんだと思う。不用意に近づいてしまって、それを自分の中で消化できていなくて。

心の強度は目に見えない。
たぶん知らない間に無理をしてたんだと思う。心を丸洗いしたい。

夫には絶対わからない。一生わからない。これは自分だけの体験で、自分だけの悩みだ。

本当は今日、親戚に内祝を買いに行くのもしたくない。
本当はしんどい。たぶん、そういうことなんだろ。そういう夢なんだろう。もう、抜け出したい。