このままじゃよくないと思いながら一年が経った
タイトル通り。
今の生活は退屈すぎて、発狂しそう。なのに、自分のあるべき生き方に踏み出せない。
妻子はいるけど本当は男が好きな男の人とか、本当は中身は男なんだけど見た目は女性に生まれてきてしまった人とか、こんな気持ちなのかなと思うよ。
私の場合は、自分の形をしてるけど自分らしく生活してない。
田舎で、凝り固まった狭い価値観の人たちと、爆安家賃の家に優しい夫と猫と暮らしてる。
世間には、もしかしたら羨む人もいるかもしれない。普通やん。と思うかもしれない。
でも私には無理なんだ。
お願いだから私に対して、十分幸せじゃん。と言わないでほしい。
この間も実際に知り合いに言われた。でも私は全然幸せじゃない。叫び出しそうなくらいに。
自分にとって幸せなことはここにはない。
私にとっての幸せは、朝に山々を見渡しながら焼きたてのパンとコーヒーをいただくとか、清潔なふきんで食器を拭うこととかではない。
ゴミのような街でいいから、人と魂の通った会話をしたい。それだけだ。
前にも書いた気がするけど、飲み帰りに新宿で空を見上げたら真っ白だったことがあって。
真夜中で、もちろん太陽じゃない。呆れ返るほどのネオンや街頭で空が真っ白になっていた。
その破滅的な白さに思わず笑みがこぼれた。
グレタさんが聴いたら発狂しそうな話だと思うけど、当時の私にはまるで自分のライフスタイルを表しているかのようでとても心が落ち着いた。
幸せの形は人それぞれ違う。
私が考えるに、この田舎の街が私の幸せの形と壮絶に相性がわるいのだ。
というのは、田舎にいる人たちはみんな似たようなライフスタイルを持ってる。ここで生まれて、ずっと実家にいて、そのままここで骨を埋める予定でいる。
私は、びっくりするような人生の話が聞きたい。とんでもないライフスタイル、とんでもない体験。男が好きでも女が好きでもそれ以外が好きでも何でもいい、その人オリジナルの強烈でありのままな話が聞けたとき、あぁ生きててよかったなって思う。
そんな話は、悪いけどこの場所にいてはなかなか聞くことができない。
ここで感じるのは、停滞とか閉塞。
実際、自分はここにいて、老けたと思うもん。
なんかダメになったと思う。
31歳って、大人だけど、まぁぼちぼちまだ若いと思う。でもそんな感覚が全然なくなっちゃった。
ロングヘアにベージュのコート着てスカートひるがえして恵比寿の駅前で合コンの待ち合わせでもしてたら、31歳でも十分若いと思う。
でもこのど田舎で、スウェット着て優しい夫と猫抱いてセックスレスで生きてたら、誰でも私のように魂抜かれちゃうんじゃないかなって、思うよ笑
まったく戦闘してないんだな。
東京に出た時は、その空気に圧倒されて、とりあえずファッションビルで慌てて服買ったもんね。ここじゃそんなおしゃれな服全部焼却処分しても問題ない。誰も見てないから。
でもじゃあ、どんな自分でいたいかというと、たまには男性の視線も感じるとか、爆音の中踊ってるとか、心許せる友達とゲロ吐くまで飲むとか、そういうことなんだよね。
全然自分らしくなくて人生が辛い。
どうなれば自分らしいかということがハッキリわかっているのに実行できない人生はとても辛い!
自分はこのまま、田舎にパワー吸い取られて朽ち果てていくんだろうか?
確実に前より衰えてるよ。
いろんな情報収集もしなくなったね。隠居してる感覚。それでいいのか?と思うけど、人間って必要に迫られないと面倒なことってしないでしょ。
とにかくこのままではダメだということだけはハッキリとわかっている。。。だから不安で不安で不安で不安で不安で仕方なくてこんな夜更け(5じ)まで寝れていないのだよ…。。
大晦日だっていうのにね。
終わってるわ。こんなに自分のエネルギーが枯渇して、無気力になるなんて思ってもいなかった。自分はエネルギーだけは余り続けていたから、このまま行けるのかもって思っていた。
人間こんな風になるんだな。
自分のありのままの魅力をわかってくれる人に会いたいな。このままじゃほんとにダメになってしまう。